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​なぜ、出版をするのか

みなさんはお子様が生まれた時にどのように思われたでしょうか。生まれてきてくれてありがとう。どうか健康に成長して欲しいと願われたのではないでしょうか。私にも四人の子どもがおります。それぞれ皆んな生まれてきてくれた時にはそう願いました。

子どもはどんどん成長し、親である私たちも日々奮闘し、喜びを感じて一緒に成長しているように思います。

 

歯科医師である私は、口が正しく成長し、綺麗な歯並びになり、正しい舌の位置できちんと嚥下することの大切さ、口をしっかり閉じて鼻呼吸をすることの大切さを知っています。

また、口がしっかり成長すると鼻も通りやすくなる事も知っています。さらに生まれてから、身につけていく習慣によって差が出ることも知っています。

生涯健康で、美味しく食事ができ、笑顔で楽しく人生を送るために、それは必ずや子どもたちに体得して貰い、後世に伝えて行って貰いたい習慣の一つなのです。

 

子どもたちは生まれてきた時から様々な習慣を後天的に身につけて大きくなっていきます。

口の成長に関する習慣も後天的に身につけるものです。しかし、大人になってからではなかなか変えがたいものとなってしまいます。生涯の健康にも繋がる口の成長と鼻呼吸、それを獲得するための正しい習慣は私たち大人が子どもに贈ってあげられる最高のギフトです。

 

赤ちゃんの離乳食は咀嚼、嚥下を覚える大切なステップです。またこの時期に上唇を閉じる食べ方を覚える事で、お口ポカンを防ぐ事も出来るのです。鼻が詰まりやすく口呼吸になる事もあるでしょう。ただ、お口ポカンの習慣で口呼吸をしている子もいます。口と鼻は一体で双方からのアプローチが必要な事を知って頂きたいと思っています。

 

私はお子様がいらっしゃる方々からこのような話が聞けて良かったというお声を頂く反面、未だ未だ世の中に知られていない事に対する使命を強く感じるようになりました。

 

ノボダ先生は子どもの成長を歯科からも医科からも、また子どもに関わる周りの方々全てで垣根なく応援していけるようにNOBORDER という思いから誕生したものです。

この絵本には、地球上に生まれて来た、子どもたちの幸せのために、少しでも多くの方々に気づいてもらい、一人でも多くの子どもたちが健康に育って欲しいという思いを込めました。

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